2020年1月6日月曜日

飯田線の旅

先日恒例の高校同窓の会に出席した。行きは中央線すずらんの里駅、当稼働線の刈谷駅、名鉄に乗り換えて碧南中央駅と普通電車を乗り換えて移動。これが電車移動での最短で廉価な方法。約4時間15分の旅である。

帰りは、車で刈谷駅まで送ってもらい、豊橋駅、岡谷駅、すずらんの里駅と人生初の飯田線経由を体験。豊橋駅から岡谷駅までの205kmを一本で走ってくれる普通電車がある。これに乗ることにした。

この普通電車始発から終点の乗車時間は、6時間51分とある。その前後の乗車時間や待ち合わせを合計すると刈谷を9:52出発、すずらんの里18:24到着で、正味8時間32分・距離277kmの旅となる。この激務に耐えられるかどうか、大いに心配であった。

電車は2両、ボックス席、トイレあり、扉はボタンを押して乗客が開ける方式だ。寒いときはこれが良いね。豊橋を出発すると、席は全部埋まり立ている人もかなりいるぞ。と観察していたら、豊川駅でお客さんがどっと降車。豊川稲荷参拝なのだろう。そこあちこに空席ができた。

以後、降車客がパラパラと、そしてボックス席を一人で専有状態になった。電車は深い谷を進む。時より川が見える。天竜川なのでしょうね。天気が良いので木立のチラチラした日差しが注ぐ。山の中腹に民家が並んでいる。とってもいい感じだなあ。

飯田線は豊川以降、単線なので駅で待ち合わせがたびたびある。一番長いので17分。それは本長篠駅だった。乗客のみなさん、外に出てこわばった手足を伸ばしたり写真を撮ったりで、のんびりしていました。

ところで駅は無人駅ばかりなので車掌さんはとても忙しそう。「豊川の先はスイカなどのICカードは使えません。行き先までの切符購入にご協力を、、、」と何度も車内案内したり、車内を行ったり来たり。駅に着くたびに切符の回収などなど、歩行距離はかなりのものと見えます。

天竜峡駅をすぎると景色は一変。伊那谷の広大な空間を行くことになる。左手は木曽山脈、右手は遠くに赤石山脈だ。実はこの風景は車で行く中央高速道路で見るものとほぼ同等で、かなり馴染みがある感じで、自分としては感激少しです。

さて、5時を過ぎ、すっかり暗くなりました。7時間弱ずっと座り放し状態も終わり、岡谷駅に無事到着。

座っていたのは1両目だけど、この車両で、豊橋から岡谷までずっと通しで乗っていたのは、自分以外に少なくとも8人はいた。同志にちょっと感謝。

後は中央線普通に乗りすずらんの里だ。お疲れ様。



2 件のコメント:

安城 さんのコメント...

最近、こちらへ戻っていらしたのですね。
私も年末に碧南を通過しました。

近頃は海底トンネルを経由して常滑のコストコへ行く以外は
碧南へ行く用事がなくなってしまいました。

年に一度くらいエルメート洋菓子店にコルネを買いに行くくらいでしょうか。
私が碧南に勤務していた頃は100円で買えたコルネも今では130円になっています。
相変わらず人気なので確実に買うためには予約は必須ですが・・
地元ネタですみません。

飯田線の旅、参考になりました。
年を重ねる毎に車で中央道を走るのが苦手になってきたので他の手段を考えようかと思っていました。
しかし、7時間座りっぱなしは私には無理・・かもしれません 笑

Rural Planner さんのコメント...

安城さん、高校時代の仲間が盆暮にグダグダと話をする集まりが卒業以来続いています。それがなければ当方も帰る理由がない、、と言う感じです。洋菓子店は、今調べたら実家の近くのようです。私がいた頃と違い今は様変わりです。普通電車の旅、お薦めです。のんびりしますよ。