2011年5月30日月曜日

タイル張り

タイル張りは大変なのです。この家に引っ越して一年3カ月。これまで下地のままで使っていたお風呂。壁の上半分は合板、下半分は防水処理のガラス繊維がむき出しだった。床はプロによりタイルが張ってあったので、日常の使用は何の問題もなかった。

材料は揃っていたのに、作戦決行の決断を延ばしてきた。が、義父の来訪により、その決断が下された。

引退して13年が経つとは言え、その道のプロだった義父の的確な指示のもと、一気呵成に仕上げた。下地のモルタル塗り、合板部分は接着剤でタイル張り、モルタル部分はセメントで、一枚一枚タイルを張る。そして、やっと本日目地を塗る段階に来ました。これでほぼ風呂内装は完成だ。

聞けば、タイル一枚一枚張るのは、あまりやらないそうだ、とても手間のかかる作業だから。3x3の9枚セットであらかじめ並べられているシートを張る事の方がプロは圧倒的に多いのだそうだ。

入手したタイルはネットで、超安値でゲットしたもの。値段は安いが、手間が大幅にかかるし、仕上がりもそれなりになる。時間の余裕のあるセルフビルド向きの工法と言えるのかも。とは言え、わが身において、時間の余裕があるとは言えない横からのプレッシャーが日に日に増す今日この頃だ。

実は先日も、外部プレッシャーのひとつとして、お助け隊が来訪。雨にもかかわらず、木工小屋の壁張り作業を申し出てくれた。半日で、構造合板をパンパンと張ってくれた。感謝。

2011年5月19日木曜日

サクラサク

今年最後の雪が3週間前だった。一週間前まで薪ストーブのお世話になっていた。そんな当地もやっと暖かい日々がきた。庭のヤマザクラも満開だ。ご近所の方から、コシアブラ、ゼンマイなどの山菜のオコボレをいただき、舌でも春を感じる。こちらの先輩諸氏に聞けば、今年は2週間ぐらい春の到来がおくれているとのこと。

温暖化とは、単に平均気温が上昇するだけではなく、季節の揺れが大きくなるのだそうだ。寒さはより寒く。暑さはより暑く。風はより強く。雨はより激しくだ。季節の移り変わりのリズムもくずれるのだろうか。

今年は、米作りにも挑戦の年となった。近所の方からいっしょにどう?とお誘いがかかり、ふたつ返事でお願いした。まずは、田植えの準備となる代かき(しろかき)だ。田んぼに水を入れ、土をトラクターでかき混ぜ泥状にするのだ。


共同作業者は、省エネ自然農とでも言ったら良いか。本格的なプロの農業ではなく。自然農でもない。極力省力化、つまり手をかけない、でも農薬も使わない方針で臨むのだそうだ。

今回田んぼをかき混ぜることで、泥状になる。そして、しばらくすると田んぼにある雑草の種が発芽する。 田植えは今月末になるだろうか、その直前にもう一度、代かきをすることで雑草の苗を駆逐する。その上で、田植えをすれば、背の高い稲は、今後発芽する雑草に対して優勢になれるのだ。これにより除草農薬は不要となるという。さてどうなるか。

2011年5月7日土曜日

トゲ

親指の怪我も医者は完治と言うが、感染症の心配が無くなっただけで、指としての機能は未だもどっていない。押さえればまだ痛いポイントがあり、何の拍子に時々強くそこを圧迫して、飛び上がるほど痛い思いをする。

傷跡は大きなタコができたような感触で、皮膚が硬くなっていて、他の指で触ると、何かをつまんでいるような手触りだ。日に日に改善しているのは確実で、これが間もなくポロッととれて、スムーズな皮膚にもどることを期待している。記録に残すために、目と鼻を書き入れて、記念写真をパチリ。





その親指に受難が続く。

工務店に中古の屋根資材があるという。現在建設中の木工工房の屋根にちょうど良い感じなので、いただきに出かけた。 運送用のトラックまで貸してくれるというありがたさ。ただ感謝。

その折、親指の関節あたりに大きなトゲが刺さってしまった。なにもしないでもジンジンするほどの痛さ。頑張って屋根資材の運搬完了後、トゲの処置。針じゃあ歯がたたない。オルファカッターを消毒して、チクチク。痛いし、血が出てくるので、思い切って切り込めない。

そう言えば、破傷風ワクチンの2回目の時期だ。病院に行ってそのついでにこのトゲも抜いてもらおう。でも、病院でそんな些細なこと対処してくれるだろうか。最寄りの中新田診療所は女医さんだから、きっと優しくやってくる、、と不安と期待。

果たして、チャンと対処してくれました。道具は注射針だった。ぐっと突っ込んでグイっとトゲを引き出してくれました。「麻酔を打って、切る方法もあるけど、注射も痛いし、」とおっしゃっりながら。「トゲはおいていおいても、いずれ抜けてくる」とも。

なんか、お母さんに「痛いの痛いの飛んでいけぇ~」って云われているような感覚だった。感謝。

2011年5月5日木曜日

ハチトラップ

春が来た。とは言え、我が庭のやまサクラは未だ開花せずの状態。つい最近まで薪ストーブに火を入れる朝晩だったが、この2,3日はそれもしなくなった。

春が来れば、いろいろ嬉しいこともあるが、反面問題も出てくる。タンポポを始めとする雑草との熾烈な戦い。虫との戦い。バイキンとの戦いなどなど。

ホームセンターに行けば、スズメバチを捕獲するトラップが山積みになっている。この時期、女王バチが飛び交い新たな巣作りをする時期だ。以前、家のすぐ横の唐松に大きなスズメバチができた。アシナガバチの巣は家の軒先にいくつも作られた。


先手必勝。去年購入したハチ・トラップに溶液を調合して仕掛けることにした。ハチが寄ってくるよう、お酒(又は焼酎)、砂糖、酢を混ぜると良いと、先日お借りした蜜蜂飼育法の書籍に書いてある。それらを適量混ぜて、家の周りに設置。

これで、偵察に来たハチが匂いに誘われて、トラップに捕まる。巣作りには危険がいっぱい過ぎると思ってくれるということなのか。それとも女王バチそのものがトラップにはまって、ハチ一族が存続できなくなるのか。仕組みはよく分からないが、これで我が家の近くに巣はできない、、、、ことを期待したい。