2010年10月22日金曜日

帰り道のみちくさ

帰り道、いろいろ寄り道をした。車で旅行するメリットで、気ままに見て回ることができる。

まず、立寄ったのは、吉野ヶ里遺跡。長崎自動車道の東脊振(ひがしせふり)ICを出て、5分ぐらいのところだ。何年か前に大規模な古代の集落が発見されたとニュースになっていた、ぐらいの事前知識しかなかったけど、まあ一度は行ってみたいと思っていた。

行ってみると、その広さに驚かされる。広大な平原が広がっている。その真ん中に遺跡の公園がある感じ。ホームページによると73.7ヘクタールというから、正方形とすると一辺が850メートルになる。当時の竪穴式住居や高床式住居がかなりの数、復元されている。北内郭と呼ばれる区域に行くと、主祭殿という巨大な建物がある。中では当時の祀りの様子が人形を使って再現。なんとなく神聖な印象を感じることができるのです。

琵琶湖周辺まで戻ってきて、その夜、草津で一泊。ここから行ける面白そうなところないかと、ホテルで観光案内をみる。甲賀の里忍者村とある。じゃあ、ここに行ってみよと、まあ、ほんと場当たり式旅行計画。


子供の頃、テレビの隠密剣士を興奮して見ていた。伊賀忍者、甲賀忍者、そして風魔一族だっか。悪役の忍者達を正義の味方、着流しの剣士が颯爽と切り捨てるというような内容だった。忍者は手裏剣を投げ、剣を前後逆に握っていた。それがかっこよかったなあ。

村では、忍者道場と言って、師匠について忍者修行をすることができる。崖を登り、塀を渡り、壁をつたい、井戸ぬけをして、最後は水ぐもだ。これを全部終えると免許皆伝の巻物をいただくことができる。聞けば修行に年齢制限はないという。貸衣装でチャンと身なりを整えた忍者ちゃんや忍者君達とおじさんも修行を楽しむことができる。

からくり屋敷もある。どんでん返しや囲炉裏下の抜け穴などがあって面白い。それらを解説してくれるアルバイト「くのいち」もいる。

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