2008年2月18日月曜日

OMソーラー

 近くでOMソーラーの展示会があったので、散歩を兼ねて出かけて来た。実際にお住まいになっている家で今年で2年目、2回目の冬を越すことになるとのこと。施工を手がけた工務店の方が現地にいらっしゃって案内をしていただいた。一階寝室・子供部屋から二階リビング、そして屋根裏まで全部を見せていただいた。

 冬は太陽により屋根下の空気を暖めて、それをダクトで一階床下に送風する。ダクト途中のラジエーターでも温水作りの熱交換をする。外に300リッターの温水タンクがあり、必要ならば都市ガスで適温に熱せられる。ダクトから床下に送られた空気は地下のコンクリートで蓄熱。そして一階の部屋床に設置された送風口から出てくる。送風口で空気の温度が低ければ、温水タンクの水がパイプで送れているので、これで暖めて適温にする。屋根に当たる太陽の熱を利用して部屋全体を暖めるシステムで、足らない分をガスで補ってやるといった感じである。

太陽の熱がどれほどなのか、現地では実感できなかったが、我が家の屋根裏に上がれば実感できる。冬でも日中はほんのり暖かい。夏ともなると正にサウナ状態になる。この熱をうまく床下から家全体に循環してやろうという考えでしょう。

 OMソーラーにするかどうかは別にして、床下をまず暖めてその空気を床にある送風口から出す方式は、気に入っている。床自体も冷たくなく。変な風の流れもなく。一番良いところは、家全体が暖まり寒い部屋がないこと。トイレに行くときも寒い思いをしなくてよいのです。

 ご主人奥様ともお話ができ、本当に家のことが気に入っている様子でした。光熱費ついて尋ねると、ガスと電気代とも我が家の60%から70%程度のコストのよう。家の大きさは現在の我が家と同じぐらいだと思うので、かなりの節約になりますね。

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