2009年4月3日金曜日

内子

 数日前から愛媛県松山に来ています。山と海に囲まれた平野が広がる土地だ。飛行機からみたらぼっちゃん球場が印象的だった。四国九州リーグも間もなく開幕とのこと。こちらのローカル紙では、地元球団の選手全員の顔写真とともに特集されている。 昔の街並みを保存してある地「内子(うちこ)」に連れて行ってもらい散策。ここは、ロウソクとカイコで栄えた街であるという。かつては方々の商人がここで多くの取引をして大規模な商売を展開していたのでしょう。建っている建物がとても立派なものばかり。使っている建材がとても年季が入ってしっかりしている。これを廃材として、我が家建築に利用できると良いのに勝手な希望を言ってみたくなる。 観光客向けの和ろうそくのお店に興味を持った。奥で今でも職人さんがロウソクを手作りしている。店先でその工程をざっと説明している。曰く「芯を和紙、イグサ、真綿で作る。そのまわりを溶けたロウを素手でバームクーヘンのようになすりつけていく」のだそうだ。ロウは50度という。やけどするでしょ、見る人は当然の心配。 和ろうそくは、燃えている時にちょっと芯を切ってやると、炎が大きくなったり、揺れたりでその表情が変化する。これも手作りの味を出しているわけですね。

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