2009年4月16日木曜日

土地引渡し

 土地契約から一ヶ月チョットたち、先日引渡しが完了した。土地は地目が畑であるため、通常は作物を育てる目的以外では利用できない、と農地法で厳しく定められている。これを住居を建てるなどの他の目的で利用する場合は、事前に転用申請をして農業委員会にかけられ、県知事名の許可が必要となる。むやみに農地を宅地開発しないようにとの配慮である。

 その許可も無事いただき、晴れて土地の所有者となりました。

 転用申請時に利用目的を記載したのでそれに基づいた利用方法を実行することが求められる。それに向けてがんばらなくてはならない。勉強にしろ仕事にしろ外圧がないと実行しない自分の性格を考えると、ちょうど良いのかもしれない。

 昨夕、司法書士の方が書類を持ってきてくださいました。そこで新しい発見。紙の権利証(正式には「登録済証」と言うらしい)というものが無くなっちゃったのです。実印を押した記憶がないのに、どうして手続きが完了しちゃったのかとの疑問もこれで解決。

 日本の土地所有の情報を全部オンラインで管理できるようになったため、正本はコンピュータ上のデータであるという認識になったためらしい。手元に残るのは、「登録識別情報」と呼ばれる12桁のパスワードを記述した紙だ。目隠しシールがしてあるので、通常は見ることはできない。でも、簡単にはがす事ができので見ようと思えば見ることはできる。このパスワードを見られると、以前の権利証を盗まれたと同じ効果だという。

 なんか安全上これで良いのでしょうか?と大きな不安。ある日、何気なく見たらシールが剥がしてあったなんてことになったら、どうすれば良いのでしょう。また、将来の可能性として何かの手続きは司法書士の方にお願いするわけで、その場合、担当者は手続き完了後都合よくパスワードを忘却できるのでしょうかね。権利証なら紙が戻ってくれば安全な感じがするけど、記憶は強制消去できわけだし、、。

とりあえず、このパスワードの紙は厳重に締まっておくことにしましょ。

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