年金や医療保険などの手続きは会社にお任せだったけど、退職後は自分で全部やることになる。ニュースによると制度上いろいろ問題があり運営側はいろいろ厳しい批判を浴びているけど、自分個人を取り巻く環境においては、日本の制度は順調で有難いことの方が多い。
医療保険は任意継続制度を利用して、退職後も会社従業員向けの健康保険に加入していたが、この3月末を区切りにして国民健康保険に切り替えることにした。退社2年まで任意継続できるので、今年の9月いっぱいまで資格があるけど、保険料が半分以下になる国民健康保険の方がお得であることに気がついた。
保険料は年収により変動するので、こちトラほとんど年収が限りなくゼロに近い身には、新たに加入する国民健康保険は、最低ラインの金額となる。反面、任意継続の方は退社時の年収が2年間そのまま計算のベースになるため、現時点でも高額がキープされてしまうことのようだ。
早々に健康保険組合に連絡すると、曰く「4月10日の時点で保険料が振り込まれていなければ、自動的に資格喪失となります。失格喪失証明書を速達するので、それを持って区役所で手続きをしてください」とのことだった。
原村に居ることが多いので、簡単には区役所に行けないし、無保険の期間に病気したらどうなるの?、と思いながら区役所に電話。すると担当の方からうれしい情報が2点。「手続きは、本人じゃなくても扶養家族の人でOK」「手続きはいつでも良い。喪失の日にさかのぼって加入ができる」とのことだった。資格喪失後に病気になっても、一旦は10割払って、後から7割は戻ってくることになるそうだ。保険の後掛けができるとは有難い。
日本では「国民皆保険」とされ、全国民が何らかの形で医療保険に加入するように定められているため、それが可能なのでしょう。この部分は安心しました。
この手の手続きはとかく役所の窓口でたらい回しされたり横柄な態度だったりで、不快な思いをすることも多かったけど、今回はインターネットと電話で必要な情報を得ることができるし、話をした担当の方々も気持ちの良い対応でした。感謝です。
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