2010年1月26日火曜日

就農準備セミナー

 原村の広報誌が毎月届けられる。原村の動きを知る貴重な情報源だ。今月号に就農準備セミナーがあるとの記事。諏訪農業改良普及センターやJA信州諏訪を始め各機関の共同の主催だ。電話をかけて聞くと誰でも参加可能だそうだ。

 セミナーは、夕方6時半から実に2時間も時間をかけて、就農までのステップ、農業関連施設、制度など「就農を決断するまでに知っておきたいこと」との副題がついている。自分にもできるのかどうか全く自信はないが、参加費無料と言うことなので情報収集として気楽に出席することにした。

 当日、参加者は6~7名。説明者約10名と言う感じの陣容だった。始めに「農業とは経営者です」と。そして投資が必要です。経営が起動に乗るには3年から5年かかります。まずは農業は簡単ではありませんよとの厳しいメッセージ。んん~やっぱ厳しいね。

 出された情報で特に気になったのは次のデータ「10aあたりの農業所得見込み」だ。農業売り上げから経費を引いたお金だ。平成21年長野県農業経営指数から抜粋とある。

 水稲:31,129円
 セルリー:513,340円
 ダイコン:66,805円
 キャベツ:61,575円
 トマト:1,164,774円
 スイートコーン:41,898円
 カーネーション:1,517,230円
 トルコギキョウ:696,906円
 ふじ:176,298円

米作りはとても厳しい数値です。これじゃ米を作る気はまったく湧きません。10aとは、約300坪(一反歩)だそうだ。年間200万円の収入を得たかったら、19万坪もの田んぼでなくてないけない。データは正しいのだろうか。それが現実なのか。

 セミナーはホウレンソ、ブロッコリーなどの野菜やリンドウ、菊などの花など具体的な農作物ごとに、年間労働量、収穫時期、売り上げ期待値、経費など説明が続いた。やはり、生半可な気持ちじゃ飛び込めない世界だな。

 でも、セミナーの終わりに「個別相談の希望者は、用紙に記入して申し込んでください」との呼びかけに、「お願いします」と申し込んだ。担当者曰く「相談しても就農を断念する人も多いですよ。まずは相談しましょ」との言葉をいただいたので、気が楽になりました。
 

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