2009年10月2日金曜日

デッキ土台

 本日は3度目のコンクリート打ちだった。母屋の床下、デッキの土台そして木工工房の土台と3ヶ所に流し込んだ。 

 デッキが完成すれと野外ステージのような趣になるなあ、と具現化した有様を見て初めて感じた。図面で計算すると70平米もの広さがある。これを自分で作るわけだ。以前、自宅の庭にもデッキを作った経験があるけど、その時は畳6枚の広さ。今度はその70倍にもなる。覚悟を決めなくちゃ。

 深夜電力で蓄熱式暖房をするために、母屋にはこの後電熱線と砂利を敷いていく。真冬でも家全体がほんわかとした暖気で包まれるそうだ。薪ストーブも導入予定だけど、こちらは飽くまで補助的なもの。無くても暖かい環境にできる設計だ。自給自足を目指す暮らしをするわけだし、電気エネルギーはできるだけ使わず、森の恩恵をいただくよう薪エネルギーも暖房や料理に活用したい。

 木工工房にも寒さ対策に設計士さんの工夫がある。床下に塩ビパイプを埋め込んだ。ここに暖気を送り込むのだ。写真手前の長い塩ビパイプがインプット。床下で分岐して、先の短い3本がアウトプットとなる。暖気は屋根裏からとる。日中太陽で温められ、屋根下の空気が暖気となる。それを送風機で床下に送る。OMソーラーでやっている方式だ。OMソーラーは機械が温度を感知して管理を全自動でやってくれる。でもこちらは全部手動だ。人間が判断して送風したり停めたり。低い導入コストと維持コストを実現しているのです。

 室内のストーブで暖められた空気も床下に送ることができる。空気を循環することで、床下も暖められる。これにより、顔は暖かいけどひざ下がゾクゾクする状態を避けられるらしい。どうなるか楽しみだ。

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