誰も踏み固めていないゲレンデを滑るのが、ささやかな夢だった。それが訪れたのだ。先週のある日だった。
8:30からオープンするスキー場。行ってみると、ゲレンデを深夜に圧雪したのだろう。その後に新雪が降った。ファミリーゲレンデ一面がまっさらな状態だ。蛇足ですが、「まっさら」は方言か?全く新しいという意味ですよ。この言葉が自分にとってぴったりの感じ。圧雪車のシマシマの模様もない。
そこを気持よく、スイーと滑ってみました。音もなく進む感触はなんとも言えない気分の良さ。振り返れば、我が軌跡が2本、なめらかに続いていた。
先にも書いたが、この地の気候は、日本海側の雪国とは違う気候帯で、どちらかと言えば太平洋側の天気と同期している。ニュースでは連日、大雪の予報が流されていて、長野も雪ばかりの天気だ。でも、同じ長野県でも、中信と呼ぶ諏訪地方は晴れが多いのだ。スキー場のウリは晴天率、実に85%。いつ来ても晴れてますよって言う感じだ。
でも、その裏には悩みも。雪が少ない。これはスキー場としては困る。致命的な問題なのだ。でも係員さんの地道な雪づくりの努力によって、ゲレンデが維持管理されているのだ。この日も、人工降雪機がフル稼働でした。
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