富士見パノラマリゾートでスキーインストラクターのお仕事を紹介していただいた。今シーズン3月まで、断続的にこの仕事に取り組むことにした。”リゾートでお仕事”っていう奴に以前から憧れていた。思わぬ形で夢が叶ったのだ。
昨日から3日間実地研修だ。実際の指導をするインストラクターの班に入って見学と体験をする。訪れた生徒さんたちは、以前住んでいた横浜と同じ沿線にある川崎市立の中学校の一年生だ。
我々の班は、今回はじめてスキーを履く子達だ。ブーツの履き方に始まり、スキーの持ち運び方、ストックの持ち方、ビンディングのはめ方、片足での滑走、ボーゲンでの止まり方などなど、じっくりと半日を掛けてスキーのいろはを伝えた。
こんなスタートをしたなら、自分ももっとスキーを好きになっていた気がする。思い起こせば、高校2年の時、学校で希望者を募って出かけたスキー教室だった。先生は学校の体育教師で「ハの字にして滑って来い」みたいな指導だった。新雪に突き刺さり、つんのめって膝を捻った。それが我がスキー人生の始まりだったので、かなりの長い期間、スキーとは無縁となった。
そんな思いをさせてはいけないと、順を追って、親切にやさしく、齧み含めるようにひとつひとつ教えていくのだ。先月も、DVDを見たり、実地で教える手順の研修会があった。が、生徒の方は、早く滑りたい、他の班の誰かさんが気になるのかよそ見、先生の言う事の半分も聞いちゃいない。何度も同じこと言わなきゃいけないし、勝手な行動が目立つぞ、、、。スキーアカデミーの方からは、生徒さんはお客様ですので乱暴な言葉はいけませんと。ガマンガマン。
でも、本日終りになって、「最初はかったるかったけど、最後は面白くなってきた」と生徒からのコメント。チョット報われた思いだ。明日の最終日も頑張ろ。
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