2009年2月14日土曜日

生活水の確保

 土地探しをしている時にチェックすべき項目に、上水道か井戸かと生活水の確保をどうるするかは大きな問題だ。横浜にいれば水道が当然だが、こちらでは水道が来ているかどうか。

 今は引かれていなくても、近くに水道の主幹が来ていれば、購入後に引くことができる。自己負担の場合と、料金が既に土地代に含まれている場合と様々だ。その距離に応じて金額も変わってくる。主幹が二車線の道路だったら、舗装修復は道半分で良いけど、一車線の場合は前面修復になるとか、場合場合によって色々だそうだ。土地購入価格の他に何百万も必要なこともあるという。

 私道に水道が引かれていて先住者が負担している場合、それに分岐するように自分の土地に水道を引くことになる。その場合、先住者が引いた料金のある部分をこちらが負担することもある。

 井戸の場合も複雑だ。井戸を掘るには、近隣の同意を取らなくてはならない場合とか、何メートル掘れば水が出るか、水が出ても水質が良いかどうか。場合によってはより深く掘らなくては飲料に適した水が得られない場合もあるとも聞く。その場その場で判断をしていくことが多い。10メートルを超える深い井戸は基本的に禁止する地域もある。その地域の人たちの同意を求めてやっと深く掘れるという。土地を所有しても、水は共有財産という考え方なのだろう。

 次に、排水の問題も大きい。下水道が通っている土地の方が珍しく。ほとんどの土地が合併浄化槽を自分の負担で引くことになる。浄化槽については、後日にする。

 現在借りているアパートは、汲み取り式のトイレになっている。2~3ヶ月ごとに、あの昔懐かしいバキュームカーに登場をお願いしなければならない。便器自体は洋風に変えてあり、お尻洗浄器も設置されているので利用方法は、水洗トイレとほとんど変わらない。でも使用後に流す水量が圧倒的に違う。レバーを引いてもチョロと出るだけ。水洗トイレのようにジャアーーとはならないのだ。それはそれは物足らない感じです。

 便器の底に蓋が付いていて用を足すとその重みで蓋が下がり、モノが落ちるとパカッとまたしまる。これにより、昔あったポットン式に比べ、匂いに関しては相当改善されているのでありがたい。
 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

単純に土地はなかなか買うのが難しいですね。春が近ずいていますが、あせらずゆっくり探して下さい。

Rural Planner さんのコメント...

 ありがとうございます。きっと私達を待っていてくれる場所があると思っています。