景観は、土地の良し悪しを決める大きな要素だ。八ヶ岳南麓だと、北に八ヶ岳、西南方面に南アルプスの山並み、東南に富士山、東に秩父の山々が見える。このうち一つでも見えれば景観の最低条件はクリアすると思っているが、朝日が見えた方が良いか、夕日が見えた方が良いか意見が分かれる。
日の出は、一日の始まりで頑張るぞという希望を膨らませるエネルギーに満ちている。日の入りは、ちょっと感傷的で今日一日頑張ったねと自分への労いを感じる時間をくれる。ニョウボは疑いなく夕日ファンで、これが見える土地には高得点を与える。自分は、大きな差は無いけど子どもの頃の思い出があって僅差で夕日かな。
小学校の頃、そろばん塾に通っていて、それが夕方から始まる。夕焼けの空を見ながら自転車で急いだ。透き通る空をバックに赤、橙色、そして濃紺の雲が散らばっている光景がちょうど、海に浮かぶ島々に見える。自分はそれを俯瞰しながら空を飛んでいる空想をした。今でも夕焼けを見るとその時の感覚が戻ってくる。
明野の土地を見に行った時、西南方向に広がる南アルプスの雄大な景色に感動。午後4時前だったかな、甲斐駒ケ岳あたりに沈む夕日がそれはそれは幻想的。これを毎日見る事ができるのは本当に幸せだろうなと思う。
今の生活では、朝ゆっくりしているので日の出を見るチャンスがほとんど無い。そのため、その魅力に気が付いてないのかもしれない。田舎に住めば、そうはいかなくなるとしたら朝日も重要かも、とまた悩む。
3 件のコメント:
こんばんは。
Rural PLannerさんと奥様は夕日派なんですね。
私は断然、朝日派です。
低血圧で早起きは苦手(だからこそ?)朝日を浴びるのは、たいてい旅先の緑に囲まれた自然の中。
木々や川のせせらぎの中、輝く朝日を浴びるとその美しさ、力強さに心も体もリフレッシュされてエネルギーをもらえる気がします。
朝日=美しい、元気になれる!そんなイメージです。
逆に夕日を見るとなぜか悲しくなります。
子供の頃両親が共働きで兄弟がいなかったので、夕方になると1人、また1人と友達が帰っていき1人取り残された日々の思い出が淋しさをよみがえらせるのかも知れません。
朝日、夕日、人にはそれぞれ思い出があるものですね。
朝日にはラジオ体操のつらい思い出が、、。
簡潔なコメント、ありがとうございます!(笑)
コメントを投稿