2008年2月12日火曜日

暖房は薪ストーブ?

 田舎に行ったら暖房は薪ストーブだよねと決めていた。氷点下になる気温。薪の燃える威力でガンガン暖めれば家中が温まる。なけなしの金をはたいてログハウスにしたら、断熱効果も効いて快適な空間が得られると思っていた。

 ところが先日案内してもらった八ヶ岳にある建物に行って、ちょっと考えを改めねばと思うことになった。現地案内人曰く、「薪ストーブは、趣味で使うなら良いけど、実用的じゃありません。労力が大変だしコストも。わが社で勧める断熱処理とオール電化の暖房で充分低コストの暖房が実現できますよ。」とのこと。聞いた時点時点では何を言ってるのと思ったのですけどね。

 まずは、その案内人の自宅を拝見。深夜電気による蓄熱式の暖房機により床下を暖め、その空気を窓際の送風口からリビングに送る方式。実際の部屋に入るとほんのり暖かい感じで、変な暖気や寒気を感じることも無い。深夜電力の低料金のおかげで、月の支払いは1万円程度との事。これで4人家族の炊事、お風呂、暖房すべてを賄っているということ。我が自宅じゃ、電気代だけでそれをゆうに超えているしガス代が別に必要だ。どうこと?って言う感じ。断熱を効果的に行うことに暖房費を相当抑える事ができるとのこと。外は零下にもなる気候でもである。

 次に訪ねた建物で断熱処理の効果を実感した。そこは別荘なんだけど、今年になって一度も家主が来ていないとのこと。当然、暖房は一斉入れていない。建物に入ると外気とは違う空気がそこに。上着を脱いでもオッケーな気温。フローリングの床も裸足でもまあまあという環境だった。しっかり断熱処理をやれば、暖房も少なくてすむのだね。

 そうは言っても薪ストーブは欲しいよね。だから補助的に使えば良いじゃんと納得の日でした。

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