当地は、未明から激しい雨がずっと降っていた。ときより突風がふく。周りの20メートル規模の木々がユラユラと大きく揺れる。こちらに倒れてこないでよ。倒れて我が家を直撃しても、その地主には責任がないとか。やられ損なのだ。保険をキッチリかけて自分の身は自分で守ること、と移住先輩からアドバイスを受けた。
引越し当初、強風がふいた夜に停電になった。原因は、木が倒れて電線を切ったからだった。電力会社のメンテナンス部門の苦労を思うと同情する。
台風18号は、豊橋に上陸してから、真っすぐ当地に向かってきた。引っ越し後、このコースは2回目のような気がする。さらに古くは昭和34年に伊勢湾台風があり、諏訪湖が氾濫してかなりの被害があったのだという。それに近いコースだ。
ついでに言うと、その年の諏訪湖花火が、その台風のおかげで延期になったとか。今年もゲリラ豪雨の為、中止になってしまった。中止や延期はそれ以来のできごとだとニュースで聞いた。小学校1年だった当時、愛知の実家で、伊勢湾台風が通り過ぎるのを、一晩中不安な夜を過ごした我が身。何かいろいろな因縁がつながってくる。
と思いを巡らしているうちに、雨がやみ、風も収まってきた。インターネットで台風情報をみると、当初予想の一番南寄りのコースを通ったようで、熊谷、宇都宮を通り過ぎて行った。庭に出てみると野菜や庭木が倒れていた。大きな被害がなかったことを喜びたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿