2011年4月5日火曜日

湿潤治療

 どんな怪我をしたか興味はないでしょうが、ブログは自分の日記であり、メモでもある。後日「あれはいつだったか?」「あの時は誰と?」「どうやって行った?」など思い出すために、とても有効なのだ。ということで、ケガの詳細。

発生の前後ことは、実はよく覚えていない。突然指先に衝撃が走った。痛いより、モーターの振動を指先に感じた。見ると二筋の亀裂がVの字に走っていた。

グルグル回る255mmの丸ノコを親指で触っちゃったのだから、皮膚はビリビリの状態だった。深さは自分じゃあ1センチぐらい行った感じ。縫った状態は、 写真では生々しいので、我がスケッチで記録を残すことにしよ。

翌日、傷口が感染していないかチェックのため通院して来た。今後の対応を聞いたら、先生から意外な反応。水道水や石鹸で傷口を洗い、薬として出す脂分を多めに塗ってガーゼを被せるとのこと。

そう言えば怪我当日も、ヨードチンキのような消毒はしなかった。診療室にある洗面台で「石鹸を使って自分で洗ってください。傷口も」って言われて「ええっ~」って感じだった。痛い親指を「左手で握ってグルグルしごいてください。」そんなコトしてバイキン入らない?と疑問。翌日の診療じゃあ看護士さんが、台所用スポンジでゴシゴシ傷口を洗ってくれた。おかげで固まった血がきれいにとれた。その後は、ワセリンをたっぷり塗ってガーゼをしただけ。やはり消毒は無しだった。

今日調べれば、これは湿潤治療という方法らしい。消毒はバイキンも殺すけど、自分の細胞も殺してしまうのだ。そのため治りが遅くなる。今は、消毒をせずに傷口を乾燥させないよう被っておくことで早期の回復が期待できるのだそうだ。チョットした擦り傷などは、水道で良く洗い、ラップを被せておけば治りが早いとか。

ということで、家に帰って日に2度、水道で傷をマジマジ眺めながらゴシゴシやってます。痛みも和らいできました。

0 件のコメント: