先日、中央高速のサービスエリアで休憩を兼ねて食事をした。食券販売機から出てきたチッケットをカウンターに行って渡そうとしたら、「チケットを持ったまま呼ばれるまで待ってください」と言われた。オーダーは既に伝わっているらしい。
そうか最近では新しい仕組みになっていたのか、と知らない自分を少し恥じた。で、大人しく出来上がりを待っていると、次の人も自分と同じ間違いをして、チケットを従業員に渡そうとして、同じことを言われている。しばらくするとその次の人も。見ると、かなりの人が私と同じ間違いをしている。
カウンター内の従業員も説明することに慣れているというか、どちらかと言うといちいち説明するのが億劫な感じだ。
この自動注文の仕組みは、システムとして大きな問題があるように思う。これまでと違う手順になったことだけの問題じゃあない。よく見ると販売機の上に大きな字で注文は自動的に入りますと書いてある。でも読まないよね。たとえ読んでも理解不能で、チケットは渡したくなる。
なぜか?食事をしながら考えてみた。つまり、自分の注文がちゃんと従業員に伝わっているかどうか確信がないのが問題なような気がする。チケットを持ったまま、ずっと待たされちゃあいやだ。「ラーメン一丁!」の一声で安心できるのです。
それがこのシステムに欠落しているので、多く人が繰り返し同じミスを侵すことになる。働く従業員も毎回説明するのも辛いだろう。チケットを渡せば、確実に自分の注文を従業員に伝えた感じになる。裏でコソコソとやられては不安になるもの当たり前と言うものです。やはり機械による便利はダメだ。不便がいい。
2 件のコメント:
工事の方は順調でしょうか。便利なようで逆に手間がかかることってありますよね。この意見は私も同感です。この連休で久しぶりに飛行機に乗ることがあったのですが最近は航空券もすべてチケットレスになっていて、空港でチケットを発券するのもなかなか大変でした。
理解者がいてくれてうれしいです。便利が良いとは限らないと、感じるのは歳の所為なのか、人生がわかってきた所為なのか。
コメントを投稿