2010年10月7日木曜日

蝶と蛾

チョウチョは良いけど、ガはイヤ!って言う人は結構多いようだ。ニョウボ殿もそうだ。機能的な外観はほとんど同じなのに、ナゼだろうと私は思う。

曰く、色が気持ちが悪い、鱗粉を撒き散らす、夜に飛ぶ、胴が太い、羽が揃わないなどなどの理由。が、どれもいまいち説得感がない。やはり、脳内にあるイメージが負側に倒れているいるのだろう。チョウは正のイメージがあるのだ。野菜を食い荒らす青虫の親だと思うと、ヒラヒラ優雅に舞っている姿も憎らしいと我思う。

まあ、そういう私も、アヒルは良いけど、鶏は苦手。特にトサカの張った大きな雄鶏はどうしても怖いと感じてしまう。育った実家は、かつて隣が鶏舎で、夜明けと共にコケコッコの声を聞いていた。きっと幼少の折、ニワトリさん関連で、とても怖い目にあっているからだと自己分析をしている。自給自足を目指す身として、鶏はとても良い題材なのだが、今一踏み切れないのだ。

先日、玄関にガが何匹も停まっていた。外灯を夜中じゅう点けたままにしたので、その灯りに寄ってきて、日が明けてもそのままそこに留まっていたようだ。

なぜかジッとしているので、簡単に捕まえることができる。その顔をマジマジ見ると結構お茶目な表情をしているじゃあませんか。ずんぐりした胴体、つけ物のような手足、くりっとした目、繊細な触角。局所的にはかなり可愛い姿だと思うのだが、どうでしょう。

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