2010年3月12日金曜日

手造り味噌

 延び延びになっていた味噌造りを本日無事終えました。我々ほか5家族の参加をいただきました。ありがとうございました。

 ことは実際やってみるといろいろ想定外のことが起きるのです。まずは大雪。薪で大豆を炊くのだから庭でやるつもりだったのに、想定外の雪だ。雪に覆われている庭には釜を置くところがない。急遽デッキに設置を検討。以前作った焚火台に乗せてみたら、サイズぴったり。庭に置くよりやり易くなって良くなった。

 一度に16kgもの大豆を炊くということは、考えてみれば初めての経験。水を含んで、炊き上がった大豆は実は何キロになるの? 

 なぜその数字が必要か言えば、あわせる糀と塩の量を的確に知りたいのだ。以前味噌造りした時は我が家一軒分だけだったので、全部一度に混ぜればよかった。が、今回は5軒分。一度に全部混ぜるような器はありません。分散して作業するしかない。手元にある情報を駆使して、約2.5倍になると想定した。それを元に、混ぜる糀・塩の量をあわせることに。結果としてその数字があまり外れずに何とかなった。

 重複するけど、最も大きな想定外はやはりその量の多さ。大豆にしろ、糀にしろ、一度に大量の原料を一度に処理することは大変なことだった。

 その解決は人手だ。火を見る人。大豆をグラインダーに入れる人、それを受ける人、糀を用意する人、混ぜる人、全体を見て手の空いている人に新たな作業を指示する人などなど、皆さんの協力があって無事全ての仕込を完了することができました。ありがとうございました。
 

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