イギリス料理は、ヨーロッパの他の国々に比べてあまり評判が良くない。質素を重んじる国だから食べるものに文句を言っちゃあいけないのです。でも、朝食は別かもしれないと今回の旅行で思ったのでした。
典型的な朝食は、ベーコン、ソーセージ、卵、マッシュルーム、トマト、豆をお皿に盛って供される。注文時にどれが欲しいか指定しなけりゃいけない。これがチョット面倒。そんな場合はフル・イングリッシュ・ブレックファーストと言えば、正にフルオプションの品目となる。私は大体これ。他にジュースにトースト。コーヒーか紅茶となる。別にシリアルやフルーツが用意されてお好みに応じて選択ができる。量も質も本当に満喫できます。
泊まった所すべてで朝食をいただいたのだけど、どこもおいしかった。特にベーコンは、これまで食べていたベーコンとは別物。歯ごたえあるけどゴックンする必要のない硬さ。塩味でうまみのしっかりした味でした。
Lowe Farm B&Bで、どら焼きサイズのマッシュルームを見たときはビックリしたけど、味は良かった。トマトは焼いて食べるものなのねって言う発見もありました。
Lea House B&Bでは、Kipper というのをメニューに見つけ注文してみた。「骨の多いお魚よ。大丈夫?」って言われた。「お魚食いは任せてよぉ」って英語では言えなかったけど、まあ注文。出てきたのは、正に小骨がしっかり張ってる燻製の魚だ。後で辞書で知らべたらニシンだそうだ。その時はウナギかハモかと思いながら。味はとてもよかった。オーナーが親切にも目前でナイフとフォークを使って器用に骨を取ってくれたのでもっとおいしくなりました。
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