2012年11月25日日曜日

赤米

自然農の実習田んぼは、広さが一畝(せ)だ。10畝で一反(たん)つまり300坪なので、その10分の1だから、一畝は30坪。メートル法で言うと約1アール、10mx10mの広さだ。実際の自習田は、正方形ではなくて、5mx20mぐらいの長方形だった。

以前にも書いたが、ここに13列x100行の稲を植えるのが標準的な密度だ。我々は11列分に品種「陸王陸羽132号」と2列分に赤米を育てることにした。陸王陸羽の方は、既にコイン精米所で籾摺り・精米して日々の食事としている。

が、コイン精米所では、赤米は精米禁止になっているので、未だ籾殻をかぶったまま保管してあった。精米所の機械では、直前にやった人の分が残留していてそれが次の人に混じって出てきてしまう。白米なら目立たないから良いけど、赤米は見つかっちゃってクレームになっちゃうのでしょうね。

前置きが長くなったけど、本日、学校にある精米機で赤米の籾摺りやりませんかのお誘いの乗って、やってきた。


電動の籾摺り機、10kg袋いっぱいの赤米の籾を投入すると時間にして2,3分もあれば、籾摺り完了。よく見ると一部籾をかぶった奴がチラホラ。もう一度通すと完璧に玄米になってくれた。重量を測ってみると5.5kg。通常籾摺りをすると、25%ぐらいの重量減になるとか。ちょっと減り過ぎじゃあないの?と思ったけど、もともとの重量を測ってなかったので、まあ良しにしよ。

赤米は赤というよりは、オレンジ色だよね。一部黒い奴と白い奴も混じっている。これは、脱穀を一緒にやったお隣さんの奴が混じったのか、種が飛んできて我が田んぼで育っちゃったやつか。まあ、売り物じゃないからこれも良しにしよ、、と。炊いたらどんな味がするのか、楽しみ。

0 件のコメント: