でも、当方の場合は選挙期間を通して、自分の投票所に行けない。正確には行くためには往復5時間程度かかるし、運賃もバカにならない。この場合はどうするの、とインターネットで調べると、チャンとあるのですね、そんな人のための制度が。
選挙人名簿に登録されていない市区町村選挙管理委員会での投票と言うやつです。手順は以下のようになる。(詳細はインターネットで見てね)
- 投票用紙の発行申請書(および宣誓書)を自分の選挙管理委員会に郵送
- 投票用紙や候補者の名前一覧が郵送で届く
- それを持って、近くの投票所に行く
- そこで係官の指示に従って投票する
- 係官が、その投票用紙を地元選挙管理委員会に郵送
選挙管理委員会から送られてきた書類を持って、原村役場3階にある投票所に出かけました。いつもは村議員さんたちの控室らしい。お願いしますと入室するとおじさんやお兄さん達がニコニコ顔で出迎えてくれました。いつも投票所で感じるあの居心地の悪さがないのがうれしい。
おじさん「あれ、市長選、市議選があるから全部で5個も選挙があるねぇ」って、ビックリ。こちらもその言葉にチョットびっくり。
係のおじさんの指示に従います。マンツーマンの対応だ。まずは、封筒を受け取り、それに自分の名前を書きます。間違えないように、自分の名前だよ! 次に投票用紙を受け取り、候補者名を書く。別に用意された無記名の封筒に自分で入れ、封をして渡します。おじさんは受け取った封筒をさらに先ほどの記名封筒に入れ封をする。これを5回繰り返す。厳重です。不正の無いようにね。
先に送られてきた説明書に「外封筒(署名した封筒)を開封して、内封筒をとりだして、他の不在者投票と混ぜ合わせたうえで内封筒を開封して、投票箱に入れます。」と書いてある。誰が誰に投票したか秘密は守られるのです。
ということで、無事国民の権利を行使してきました。