2009年6月27日土曜日

自由農園 収穫

 自由農園スタートから2ヶ月弱。間引きを兼ねて少しずつ収穫して食卓に乗る物が出てた。二十日大根や春菊などなど。ズッキーニも順調に育ってきて、大きな花をつけている。実はまだ小さいけど、味見に一つ収穫して朝ごはんの一部になった。

 1週間見ないと植物の成長にビックリする。同時に雑草たちも頑張るので、その「収穫」に人間も頑張らないといけない。

 自由農園のすぐお隣は、原村特産のセロリ畑だ。5月は霜防止のトンネルがかけてあったが、6月には入ってそれもとれた。下にワラを引き、上には水やりのパイプが走っている。定期的に霧状に水をまく。遠目に、水がレースカーテンになってきれいだ。

 時期になると朝2時ごろから収穫を始めるそうだ。都市圏に出荷され朝採り野菜としてスーバーに並べるために。中国から来た若い女性達の力の借りるのだそうです。農家の仕事は大変です。

 この日は朝6時前に畑に行ったのだけど、いつも見るより多くに人が野に出ているような気がする。村全体に活気があるような。やはり田舎じゃ朝飯前の作業が当たり前なのか。
 
 

2009年6月23日火曜日

焚き火台

 6月ともなると日差しがきつくなる。植物の生育にはプラスに働き油断をするとあっという間にボウボウの状態になる。既に今シーズンで2回目の草刈りに精を出した。前回はタンポポが主な勢力だったが、今回は、腰より高い草が多い。名前が良くわからないので後で調べよう。いずれにしてもこのまま放置すれば、背の高さになってしまう。正味3時間の作業をなんとか終えた。

 午後、オークションでゲットした「五右衛門風呂の底板」を使って焚き火台を試作。間伐材を前のオーナーさんが土地に残しておいてくれたので、これを利用する。手ごろな丸太を4本にチェーンソーで切る。これを足にして、それらを渡す桟を釘で打ちつけて完成だ。当初は鉄材を曲げたり溶接したりで作ることを考えた。が、自分にとってはハードルが高すぎると悩んでいた。今日になって閃いた。今ある材料でやる方法があるじゃん、と。

 結果は良好。足も薪といっしょに燃えちゃうかも、との心配は杞憂に終わり、なかなか雰囲気のある台ができたと思う。正式版はもうチョットきっちりした材料取りをして、ピッシリした感じに仕上げることにしよ。早々に火をおこして、その火を見ながら、スーバーで買ってきた弁当で夕食を済ませた。夏の夕方、これを使ってなんとなく始めるキャンプ・ファイアをしたいな。

家への帰り道、紅く染まった西の空。北アルプスのシルエットがとてもきれいだった。

 

2009年6月18日木曜日

建物レイアウト

 設計士さんが、土地の模型を持ってきてくれた。建物の配置を決めるためにだ。母屋と工房と農作業小屋も200分の1で作ってある。それに発泡スチロールを切って自動車を追加してみる。何だカンダおもしろい。

 大雑把に言うと、土地は五角形をしていて底辺の長さはざっと40メートルぐらいある。その40メートルで高低差が3メートル以上もあるという。2階以上の差があると言うのだからビックリ。

 現地に行くととてもそうは見えず、自分の背の高さより低く感じる。だけど、実際に測量するとそうだというだからしょうがない。でも、そのおかげで日当たりが良いのだから喜ばなくてはいけない。

 上から撮った写真は、いつも図面で眺めているものとあまり変わらない。だけど、目線を低くすると俄然実物の見え方になるのが、ある意味不思議だ。これでまたしばらく楽しい悩みと闘うことになる。

 

2009年6月16日火曜日

母屋の設計2

 引き続き建物の設計を継続。決めることがいっぱいある。この決断が将来に渡って影響を及ぼすと思うとなかなかスパッと決められない。これが楽しいところでもあるのだけど。

 母屋の外壁やその色をどうするかも大きな問題。都会では耐火のために木の外壁は敬遠されるのだけど、こちらは隣との距離も離れているので自由度は大きい。雰囲気を盛り上げるためにはやはり木材を生かしたものにしたいと思っている。保守がそれなりに大変になるかもしれないけど、それも楽しみにひとつとしたい。


 建物の色もある程度頭にあるのだけど、実際に建ててみないとわからないことも多い。設計士さんが間もなく土地の模型も作ってきてくれるとのことだけど、待ちきれない。母屋模型と土地の写真を合成して、色のシュミレーションをしてみた。ソフトの使い方が今一わからないので出来上がった物も中途半端だけど、まあ雰囲気だけはわかる。こんな感じじゃどうだろう。
 

2009年6月5日金曜日

母屋の設計

 本日、設計士の方が母屋の模型を作ってきてくれた。模型を見て初めて見えてくることもあると。実際に見てみると、強いイメージが伝わってきます。

 母屋は、寝室お風呂トイレなどのプライベートエリアと、キッチンやダイニング兼多目的空間から成るパブリック・エリアに分けるとのコンセプト。この空間でいろいろなイベントを開催して行こうと計画中。2階も当初は多目的空間で、ゲストが利用することを想定。予算の関係で内装は最小限で、順次グレードアップを図っていく予定だ。
 やはり、何事もプロにお願いすると相当のことをしてくるものだと思う。我々のわがままな要求を文句も言わずに聞いてくれて、それを満足する具体策を提示してくれるのだから。設計士の方は相当悩んだろうな。でも、まだここがどうも、という所があって、それも今度言おうて思ってます。仕事とは言え大変だなあとチョット同情です。