お盆に実家に帰ったおり、高校時代の友人にミラクル・フルーツをいただいた。以前から話には聞いていたけど、実際に試してみたことはない。これを食べるとしばらく、すべてのすっぱいものが甘くなるという。早々にレモンを買ってきて試してみました。
ミラクル・フルーツ自体は赤いドングリといった姿かたちで、種のまわりを皮が覆っている。その隙間にわずかな果肉がある。口に入れてその果肉をモグモグ。果汁を舌に絡みつかせるのです。そして、おもむろに輪切りのレモンを食べてみる。と、、なんと不思議。甘いのです。すっぱさもあるけど、それ以上に甘味が強い。パクパク、レモンを口に入れられる。身が縮まるようなすっぱさだったのに。今は、「レモンのすっぱさ」+「甘味料」のような足し算で濃い味がする。次にミニトマトを口に入れてみると、トマト本来の甘さに加え、すっぱい甘味が加わって絶妙な味になっていた。
これは、将来の我が自給自足の品番に加えなきゃと、早々の栽培方法をインターネットでチェック。それによると、温度が20℃を下回ると成長が止まり、5℃で枯れてしまうという。そうすると温室か室内での栽培が必須。おまけに水の管理もちゃんとやらないとすぐに死んでしまうとか。さらに実をつけるのに、早くても4年、通常は7年もかかる。我が家で育てるには絶望的な難易度のよう。まあ、一応もらった実を蒔いてみて、芽が出てくるかもしれないし、運がよければ実のひとつでもなれば良いと自分に都合良く、今は考えておこっと。
2008年8月18日月曜日
2008年8月8日金曜日
物置小屋
ヴィラデスト訪問の折、レストランに道を隔てて、整備の行き届いた庭が広がっていた。多種多様なハーブや野菜などが植えてあった。トマト、ナス、ピーマンなどの野菜もきれいに整えられて鑑賞に堪えるように工夫がある。その庭の端に、物置と言っていいだろうか小振りな小屋が建っている。広さは6畳ぐらいだろうか。中を覗くと農作業道具がおいてあるので、やはり物置として使っているようだ。
我々が土地を購入した場合に、このような小屋をまず建てて、当面はそこに寝泊りをすることにしたらどうだろうか。雨露をしのげればいいわけだし。そして次にコッテージを建てて、そこに移り住む。そして最後に母屋をじっくりと自分で作業をして完成にする。こんな風に計画をしたい。そして最初に住んだ小屋は、当然農作業道具の物置として利用するわけだ。
いつか、その小屋を眺めて「最初はここで寝泊りをしたんだよ」って、来る人に説明する夢を見ています。
我々が土地を購入した場合に、このような小屋をまず建てて、当面はそこに寝泊りをすることにしたらどうだろうか。雨露をしのげればいいわけだし。そして次にコッテージを建てて、そこに移り住む。そして最後に母屋をじっくりと自分で作業をして完成にする。こんな風に計画をしたい。そして最初に住んだ小屋は、当然農作業道具の物置として利用するわけだ。
いつか、その小屋を眺めて「最初はここで寝泊りをしたんだよ」って、来る人に説明する夢を見ています。
2008年8月5日火曜日
ヴィラデスト - Villa d'Est
前回の旅行で最初に停まったのがヴィラデスト・ワイナリーというところ。
自分の農園で取れた葡萄でワインを醸造している、という考えてみれば当たり前のことが日本では実はあまり当たり前ではないそうで、日本の多くのワイナリーは外国産の葡萄ジュースも追加してワインにしているとか。こんなことをそのワイナリーに行くにあたってお勉強。
90年代に開設した新しいワイナリーで100%自家製の葡萄で醸造している。ヨーロッパではワイナリーは、お金持ちの道楽ビジネスでほとんど採算に乗せることは不可能という。ここヴィラデストもオーナーの並々ならぬ努力で成り立っているのでしょう。ランチや販売品の値段に文句を言っちゃあいけません。
11時半の昼ごはんを前日に予約した。で、当日到着したのは10時前だったため、充分すぎる待ち時間をガーデンをぶらぶらして写真を撮ったり景色を眺めたり。それでも余った時間を、ガーデン中央にあるデッキでお昼寝。標高800mの爽やかな夏の風がそよぐなか、籐のイスに深く腰を沈めてゆったりとした時間が流れました。遠くは東御市の町並み、近くは満開となったラベンダーにハチたちがブンブン。小さく黙々と作業をしているスタッフの動きを薄目で追いかけた。こんな環境を自分でも作れたら良いのになあって考えながら、、、グー。
自分の農園で取れた葡萄でワインを醸造している、という考えてみれば当たり前のことが日本では実はあまり当たり前ではないそうで、日本の多くのワイナリーは外国産の葡萄ジュースも追加してワインにしているとか。こんなことをそのワイナリーに行くにあたってお勉強。
90年代に開設した新しいワイナリーで100%自家製の葡萄で醸造している。ヨーロッパではワイナリーは、お金持ちの道楽ビジネスでほとんど採算に乗せることは不可能という。ここヴィラデストもオーナーの並々ならぬ努力で成り立っているのでしょう。ランチや販売品の値段に文句を言っちゃあいけません。
11時半の昼ごはんを前日に予約した。で、当日到着したのは10時前だったため、充分すぎる待ち時間をガーデンをぶらぶらして写真を撮ったり景色を眺めたり。それでも余った時間を、ガーデン中央にあるデッキでお昼寝。標高800mの爽やかな夏の風がそよぐなか、籐のイスに深く腰を沈めてゆったりとした時間が流れました。遠くは東御市の町並み、近くは満開となったラベンダーにハチたちがブンブン。小さく黙々と作業をしているスタッフの動きを薄目で追いかけた。こんな環境を自分でも作れたら良いのになあって考えながら、、、グー。
2008年8月4日月曜日
八島が原湿原
先日の旅行の折に、八島が原湿原(八島湿原とか、七島八島湿原とか呼び方いろいろあるみたい)というところにたまたま立寄ってみた。平日であったとは言え夏シーズンの真盛りのため、駐車場は満杯でした。観光バスや自家用車で多くの人で。実は一週間前にも、別グループですぐ近くまで来ていたのにここまでは来ていなかったのだが、そのときのメンバーには、見るべき物を見損なっちゃって申し訳ない気分です。
数年前の北海道の釧路湿原を訪問したことがある。規模は数倍も大きく雄大だったけど、個人的には感動の度合いはそこそこだった。と言うのは湿原は大きく広がっているのだけど、その向こうには人工物も一緒に見えちゃうのよ。電車の線路が走っていたり、市街地も同じように広がっていたりで、なんとなく映画や舞台の大道具の舞台裏も一緒に見えちゃう感覚で興ざめなんですね。
でもここ八島が原湿原は、人工物がほとんど視界に入らず、見渡す限りの自然です。視覚は遠望の雄大な夏の雲、山の稜線、湿原の緑、そして間近に広がる様々な花々。嗅覚もなにやら甘い香りを感じているし、聴覚は絶え間ない鳥のさえずりを感じるしで、自然の恵みを満喫する瞬間でした。
この湿原を一周するのに約1時間半かかるとか。また、ボランティアと思われるおじさんたちが本当の楽しいそうに湿原の紹介やら案内に取り組んでいる様子も好感度アップでした。このような空間が日本でも楽しめることが本当にありがたいと思いました。
数年前の北海道の釧路湿原を訪問したことがある。規模は数倍も大きく雄大だったけど、個人的には感動の度合いはそこそこだった。と言うのは湿原は大きく広がっているのだけど、その向こうには人工物も一緒に見えちゃうのよ。電車の線路が走っていたり、市街地も同じように広がっていたりで、なんとなく映画や舞台の大道具の舞台裏も一緒に見えちゃう感覚で興ざめなんですね。
でもここ八島が原湿原は、人工物がほとんど視界に入らず、見渡す限りの自然です。視覚は遠望の雄大な夏の雲、山の稜線、湿原の緑、そして間近に広がる様々な花々。嗅覚もなにやら甘い香りを感じているし、聴覚は絶え間ない鳥のさえずりを感じるしで、自然の恵みを満喫する瞬間でした。
この湿原を一周するのに約1時間半かかるとか。また、ボランティアと思われるおじさんたちが本当の楽しいそうに湿原の紹介やら案内に取り組んでいる様子も好感度アップでした。このような空間が日本でも楽しめることが本当にありがたいと思いました。
2008年8月2日土曜日
壁の色
いつも八ヶ岳南麓ばかり訪問しているので、今回はチョット違う地域に行くことにした。中央高速道路から圏央道経由で関越自動車道に、そして上信越自動車道に入り、東部・湯の丸インターで下りる。そこから10分程度のところにあるヴィラデストで昼食。その後また高速道路に乗り、小布施で一泊。次の日は霧ヶ峰・車山に向かい、そこで二泊目とした。
一泊目の宿泊は、ヴァン・ヴェールというフランス・レストラン併設のペンション。二泊目がびすとろ・まほうの家という、これまたフランス料理の夕食をだしてくれるペンションに泊まった。ともにすばらしい料理でこれでもかという美食を堪能した。
期せずして、どちらもプロバンス風(まだ行った事がないので、女房殿の受け売り)の趣が漂っていて、ドアとか壁がその地方で多用されている色合いにしてあるという。今後、我が宿泊施設を建てるときの参考にさせていただきます。サーモン・ピンクよりもう少しカキ色がかったような感じの色で、下手すると下品になっちゃうところを微妙に調整して、それなりの風格を持たせるという難しい色。非日常な環境でくつろぐというコンセプトを掲げたいのでこれぐらいの冒険は必要だろうと思う次第ですね。
一泊目の宿泊は、ヴァン・ヴェールというフランス・レストラン併設のペンション。二泊目がびすとろ・まほうの家という、これまたフランス料理の夕食をだしてくれるペンションに泊まった。ともにすばらしい料理でこれでもかという美食を堪能した。
期せずして、どちらもプロバンス風(まだ行った事がないので、女房殿の受け売り)の趣が漂っていて、ドアとか壁がその地方で多用されている色合いにしてあるという。今後、我が宿泊施設を建てるときの参考にさせていただきます。サーモン・ピンクよりもう少しカキ色がかったような感じの色で、下手すると下品になっちゃうところを微妙に調整して、それなりの風格を持たせるという難しい色。非日常な環境でくつろぐというコンセプトを掲げたいのでこれぐらいの冒険は必要だろうと思う次第ですね。
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