2012年12月20日木曜日

スキー研修

もうそんな季節か、といろいろなイベントで思うもの。今年で3年目となるスキーインストラクターのお仕事。間もなく始まる。スクールは来月からスタートだが、今日は事前の雪上研修だ。朝9時に集合で、午後4時まで。夏の間トレーニングらしいトレーニングはしていない身としては、体力が心配しつつ、会場に出発。

さて、始まってみれば、基礎からの技術指導。まずは、ハの字から。何となくやっているスキーも、技術の観点から論ずべき事は少なくない。それにスキー器具の進歩から、それに伴うテクニックもどんどん進歩する。世代が違う若い先生から教わる事は多い。


研修を通して、「体幹主導」の概念が貫かれている。これを習得する事により、より少ない力で、楽に滑走する事ができると。それの反意語は「末端主導」で、身体の一部、例えば足や腰を曲げたりスキー板をコントロールすること。我々の青春時代に習得したやつだ。体をくの字にするって教わりましたよねぇ。あれだ。

ポイントは、体の重心であるへそ下「丹田」を真っすぐべた足でスキー板に伝える。その為には、姿勢を良くし、腰や足をなるべく曲げないで滑るわけだ。

一番戸惑ったのは、ターンのきっかけとなる重心移動。かつては、外足加重って習ったけど、今はその逆。内足に体重移動しなさい、、、と、、。さあやってみてと言われて、左右が混乱。バラバラ滑空。難しい。


そんなわけで、自分より先輩の多いインストラクターのみなさん、ちょっと苦労して、でもまじめに研修に取り組んでいました。そういう自分も含めて。

まあ、体力が持つ事がわかったことも収穫のひとつ。なんとか今シーズンもこのお仕事ができそうだ。

2012年12月18日火曜日

煙突掃除が必要?

どうも日時の経過がいい加減というか、疎くなってきたのは歳のせいか。原村に引っ越してから何年なのか、よく考えないといけない今日この頃。改めて自分のブログをチェック。

2009年の2月に現在の家に引っ越してきたので、間もなく3年が経過しようとしていると確認。ちょっとビックリ。生まれた赤ちゃんなら、ヨチヨチ歩きをとっくに卒業して大人顔負けのおしゃべりをしている歳だろう。中学校入学した生徒なら間もなく卒業だ。

なのにだ、当初セルフビルドと称して、できることは自分でやると意気込んでいたのに、その成果は限られたもの。まだ、ゲストルームは仮住まいの様相。木工小屋も工事中で足場も設置のまま。大いに反省。

そんな愚痴めいた戒めは、薪ストーブの煙突が気にかかったのがきっかけだ。やる人は毎年その掃除を業者に頼んでやると言う。そうしないと、煤やタールが溜まって、燃焼の邪魔になる。最悪は、煙道火災を起こすこともある。このストーブもう何年掃除してないの?と疑問になった。

そこで、煙突をチェックと行動に移した。掃除のために、ストーブすぐ上の筒が外れるように設計をしてある。ネジをはずして、一番下がずらせるはず、、、、が、煤かタールのせいなのか、5cmぐらいしか、ずれない。20cmはいきたいのに。あまり力をかけると、曲がってしまう恐れもある。


そんな事情なので、5cmの隙間にデジカメを突っ込んで、セルフタイマーセット。で、撮れた写真を見て、まだオッケーと確認。確かに煤は溜まっているけどそれほどでもない。今シーズンも充分使用に耐えると結論づけて、煙突掃除プロジェクト完了。

煙突の心配より薪の方が心配だ。この夏の間に薪割りをしておくべきだったのを、サボった我が身の怠慢を恨む。

2012年12月13日木曜日

タクアン

先日収穫して干しておいた大根たち、寒風にさらされてちょうど良く水分が抜けてきた。測ると全部で重さ7.8kg。これをタクアンにすべく初挑戦だ。

インターネットはほんと便利。検索すると、多くの人がレシピを載せていてくれる。その中からこんな感じか、、、、、とセレクション。お世話になりますと心の中で感謝。

材料だけを抜き出すとこんな感じ。
干し大根・・・約10kg
粗塩・・・干した大根の重さの6%(きちんと量って計算する)
ザラメ砂糖・・・1/2~1カップくらい(好みに応じた按配で)
米ぬか(生ぬか)・・・約1kg
干した果物(柿・りんご・みかん)の皮・・・適宜(柿の皮が多い方が良い)
クチナシの実・・・4~5個(たくあんを黄色く色付けする用)
赤唐辛子・・・10~15本
昆布・・・40~50cm
 干し大根の量を考慮して、全部を20%減にしてみる。粗塩は、味噌作りの残りがある。ザラメ砂糖は、ニョウボ殿酵素作りの残り物。米ぬかは、コイン精米に行った折に、いただいておいた。柿の皮は、干し柿をした時乾かしておいた。クチナシの実は手元にないので今回省略。まあ色付けだから良しにしよ。赤唐辛子や昆布は、当家の常備調味料。


と言う訳で、特に買い物に行かなくても、材料全部が揃うところが自給自足に少しでも近づいたかもと自画自賛。

この時期、近くのスーパーでは、漬け物特設売り場ができていて、何でも揃う。干し大根や、白菜が束にして摘んである。いろいろな漬け物にすべく、調味料類も一か所で全部揃うように配慮されている。粗塩から、白だし、キムチの素、酢、ぬか、味の素大袋などなど何でもあるぞ。その中に干した柿の皮もあるのを発見して、自分としては実に得した感じだった。


 さて、我がタクアン、漬物樽にビニール袋を敷いて、混ぜた調味料を振って、干し大根をキッチリ摘める。調味料を振って、また摘めるの繰り返し。4段ぐらいになっただろうか。最後の調味料を詰めて、重しを乗せて作業完了。2,3日したら、様子をみることする。水も入れないで、これで水が上がって来るのだろうか。ちょっと不安。


2012年12月9日日曜日

大工仕事

先月の注文ミスだった換気扇も届き、いよいよキッチンにその取り付け穴を開ける作業を開始。でも、漆喰を塗り終わったばかりの壁にノコギリを入れるにはそれなりの勇気がいるもの。外壁にも同様の30cmx30cmの開口を設けなくてはならない。まあ、やるしかないと取りかかった。


が、やっぱり難しい。とりあえず少し小さめの穴を明けて様子をみることに。そこまでで、この作業は一旦停止。雪が降ってきたので、外作業は寒いし。

代わりと違っては何だけど、2階の内装もやることがてんこ盛り。計画の段階では、二階に2部屋設けるつもりだったけど、諸般の事情により、ゲストルームを一つ、残ったスペースは、ロビー風のオープンな空間のままとすることにした。


その内装をボチボチと。まずは、腰板を貼る作業。この作業は、昨年もやった経験が生きてスイスイと進む。

そして、天窓の枠を貼り付ける。こちらは、ゲストルームとは異なる手法を採用。材料費節約のため。手元にある床板の端材をやり繰り。下地を打ち付けて、それに化粧板を貼ることにした。


いろいろ問題があって、一つ一つハードルを超えていくことが必要。一番の問題は、どうも家というのは、真っ直ぐ立っているように見えるけど、微妙の曲がっていたり、反っていたりで、真四角な窓枠だと、隙間ができてしまうこと。どこでどう調整して、帳尻を合わせるか、、、とても頭を使う。まあパズルを解くような面白さがある感じだ。

着々と一歩一歩進んでいますよ、、と言っておこう。

2012年12月2日日曜日

自然農収穫祭

昨日は、八ヶ岳自給生活学校田んぼ組の最後のイベントとなる収穫祭。事前に主催者からのメールで、以下の課題の提示があった。
一年の感想を発表していただきます。自然農によるお米づくりを体験しての感想(印象に残ったこと、学んだこと、楽しかったこと、大変だったことなど)を各自、それぞれに得意な方法(話の他に、絵、写真、まんが、歌、詩、俳句、ダンス)など形式は問いません)でまとめてみてください。
んん~、どうしようと考えた末に、このブログでおおよそのイベントを日記風に書いてきたので、それをまとめて印刷して提出ということにしよっ、、、と


そして当日、卒業テストがあったのには面食らいました。米作りがそこそこ身についたと思っていたのに、それは幻想だった。反省。

そして発表会。まあ、多彩な生徒さんたち。いろいろありました。
  • 得意の漫画で一年の農作業を振り返って、米を擬人化するとこうなると表現する漫画家さん
  • 企業のTQCよろしく問題点改善点を整理して説明する現役サラリーマン
  • 自分の「自然農自動田植え機設計事前調査」研究課題の発表をする研究者
  • 七五調の「田んぼ唄」を作ってくるご夫婦
  • 歌を披露をして、農作業を振り返るエンターテーナーご夫婦
  • 普通に一年の感想を述べる人々
田んぼ唄の一部を紹介すると、2番は3月のもみがら燻炭つくりを唄ったもの。
お米のチャンチャコ燃えたぎり
寒風強く吹きすさぶ
煙にむせし者たちは
やあほい やあほい 風上へ
炭になるのを待ちわびる
これが、14番まで続くのだ。


後は楽しくおいしい一品持ち寄りランチ。一年を振りかえっての農作物談義。時間を忘れて語り合いました。

本日の笹子トンネル崩落が気になる。よく通った道。これからも使う道だ。何が原因だ?