2010年4月15日木曜日

自動車の住所変更手続き

こちら原村に1月付けで住民票を移した。自動車登録の住所変更は一昨年の引越しの時にしなくてはいけないのに後回しにしていた。こちらで横浜ナンバーで走っていては訪問者みたいでよろしくない。この車、今年の9月には購入後満13年となり買い替えの時期だから、もう横浜ナンバーのままで、という意見もある。が、2回も引越しをしたから自動車税通知の転送も効かなくなる。これはちょっとヤバイかも、と思う。

道路運送車両法では、引越し後15日以内に変更をしなくてはいけいない。違反したものには30万円以下の罰金という厳しい規定だ。さらにヤバさが増す。

処理を代書屋さんに依頼することも可能だけど料金が3万円もすると分かって、即決で自分でやることにした。申請方法を調べてみてまず驚いたのは車庫証明。ここ原村は普通乗用車でも車庫証明は要らないのだ。なんというおおらかさ。そう言えば、以前借りていた原村のアパートは、部屋代は払ったが駐車場代は払ってなかった。2台でも3台でも停めるスペースがあったのに。

住所変更に必要な書類などは車検証、住民票、印鑑。今回2回も引越しをしているので、元の登録住所から新住所へのつながりが分かる証明が必要となる。これは戸籍の附票を本籍地から取り寄せることで可能になることを教えていただいた。

最寄の陸運局は松本なので、1時間弱のドライブ。窓口に行くと係の人が親切に手順を説明してくれた。以前のお役所の持つイメージからすると雲泥の差だ。書類記入のサンプルもラミネート・パックされたものを「あなたの場合はこれ!」と個別の条件に合わせたものを貸してくれる。ものの10分もすれば記入完了。後は手数料350円、申請書代50円。待つこと10分。あっという間に新しい車検証が渡された。

次はナンバープレートの交換だ。別の場所を指示され、そこで先に渡された書類と差し出すと、「ご自分でプレートをはずしてきて下さい」と。「プラス・ドライバー持ってますか?」「ええ~っ、持ってません」と言うと、「では、これをお使い下さい」と至れり尽くせり。

封印を破って、古いナンバーをはずす。12年と8ヶ月間ご苦労様でした。本当に長い間ありがとう。でもついにその4桁の数字を覚えてあげられなかった。ゴメン。ちょっと罪悪感。

古いナンバーを窓口に預け、しばらく待つと新しい番号のプレートを渡された。代金は1,560円と随分とお値打ちな感じ。またまた、プラス・ドライバーを借りて自分で取り付け。終わると、おじさんが後ろで待っていて封印をパチン。ボンネットを開けて車体番号を確認。これで全部完了。

申請をし始めて、1時間弱で全ての処理を終えることができた。代書屋さんに頼まなくて良かった。30万の罰金も取られずにすんだし。諏訪の地元ナンバーになることができた。めでたしめでたし。


外に出ると、車が何台も並んでいる。大きな建物に順次吸い込まれていく。車検を受ける車の列だ。住所変更が思ったより簡単にできたので、次は自分でやるユーザー車検に挑戦してみたくなった。

この後、すぐ隣にある軽自動車検査協会に軽トラの住所変更にいく。ここでもほぼ同じ流れで住所変更。ただ、元々諏訪ナンバーだったので、プレートの変更はなし。ものの30分で完了だ。
 

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