2012年7月18日水曜日

キセキレイ

今年一番の暑さ。標高1200mの我家でも、日向に出ると暑い。ジリジリと日差しが厳しい。昼ごはんを食べてのんびりしていると、台所のドアでゴツッンと何かがぶつかる音。

行ってみると、ひっくり返っていた。小さな鳥だ。多分、キセキレイ。以前当家の軒先に巣を作っていた奴か? その巣の子達は、確か6月の始めには無事巣立ちして空っぽになっていた。


小鳥達は、窓に映る空に騙されて、そこにガラスがあることが分からない。気持ちよく飛んでいたら突然、障害物にぶつかり、脳震盪を起こしてしまうらしい。

今年、3月だったか、敷地内で、カチカチに凍っていた地面で転倒して脳震盪、救急車で搬送してもらった経験を持つ我が身としては、とても他人事とは思えない状況だ。

早急にピックアップして、涼しいところに移送。手にしたら暴れる気配もあるけど、とても飛べる感じがしない。しばらくは、ダンボール箱で収容した。


15分もしただろうか。そっとデッキの日陰に移動して、放鳥、、、、と思ったのだけど。なかなか出てこない。絵に描いた様な、頭かくして尻隠さず状態。まあ、行きたいと思ったらいくでしょ、、とそのままにしておいた。


その後、ちょくちょく見に行ったが、ずっとそこにいたまま。水をやろう、何か食べ物?ミミズか、ハエか?と思案したけど、結局何もしなかった。

夕方になって、見に行ったら、空き家になっていた。無事飛んでいったのか。ほっとした。

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