2012年4月15日日曜日

苗床つくり

桜が咲く時期になると、お米の種蒔きだ。この辺りはまだ桜が咲くのはもう1週間ぐらい先のようだが、予め決められたスケジュールということで学校でその作業を実行した。


手順を踏むと、上から以下のような層になった苗代が出来上がる。

  1. 不織布(保温と鳥よけのための白い布)
  2. もみ殻燻炭(3月に燻して炭化したもみ殻)
  3. 土(3月に取り置いて乾燥させておいた土。大豆一個分の厚さ)
  4. 種(2月に稲穂から採って、選別しておいた種)
  5. 元々の田んぼの土


いろいろ意外なことがある。
まず、種を蒔いたらその間隔が2~3cmぐらいに丁寧に並べること。かつて一粒一粒並べて行った生徒さんもいたと言う。
土をかけたら、しっかりクワで土を押さえること。かなりしっかりだ。これにより浸透圧により下から水分が上がってくるという。


発芽するには、積算温度が100度を超えるを超えることが必要なのだそうだ。一日の平均温度が10度とすると10日間続く必要がある。現代農業では、種を温水に沈めてそれを促進する手法をとることもあるとか。



こちら自然農の田んぼでは経験上、14~20日ぐらいで発芽する。そしたら平掛けした不織布をアーチ上に建てる作業とすることになる。5月の始め頃になるだろう。

2012年4月6日金曜日

ゲストルーム内装工事

3月からボチボチと内装工事を始めている。近くの若い大工さんの援助を得て重い腰を上げた。

母屋2階に、仕切りをつけて二部屋つくる当初の予定だった。が、当方の力量を鑑みて、一部屋をゲストルームに、そして残りはリビングにつながるオープン・スペースにすることに変更。ゲストルームには、シャワーブースにトイレを設けるバス・スペースを設置。ゲストが泊まることができるプライベートな空間となる。


オープン・スペースは10畳あまりのロフト的な余裕の空間になる。当初はここにもバスルームを作るつもりだったので、水道設備に配管が既にある。これを利用してバーカウンターにするとした。リビングとの境界には手摺で仕切る事にする。


さて、実際の工事の進捗状況。まずは、天窓に窓枠を設置。天井張り。そして、すでに工事済の腰板の丈夫に壁板を貼る作業が本日完了。これからは、また左官仕事だ。

春が来た

開花のニュースが聞こえてくるこの頃だけど、ここ諏訪地方は未だ雪景色の朝だった。気温はまだ零下。桜が咲くのは毎年ゴールデン・ウィークの頃なので、まだ一ヶ月先のこと。スタッドレス・タイヤをいつは替えようか迷う。


でも、なんとなく春の陽気を感じるこの頃。先日我が敷地を見回ると、松の枝が折れて落ちている。見上げると、境界にそびえている赤松の枝らしい。雪の重みに耐えきれなくなった模様。




せっかくなので何か利用できるものはないかとよく観察。そこで思いついた。松ぼっくりはよく燃えるはず。これを薪ストーブの焚きつけにしよう。と集めた。


結果は上々。5,6個の松ぼっこりを放り込んで、火をつければぼっと燃え広がってくれた。